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粒剤追肥資材の散布。

真夏の30℃を超える炎天下の中、稲の生育状況を観察して幼穂形成時期に行う追肥作業。
以前は背負型動力噴霧器に肥料20kgを充填し、総重量30kg越えを背負いぬかるむ田んぼの中を歩いて散布していました。
これからは大型ドローンを用い労働力軽減と時間短縮(約60%)を実現。
更には、衛星画像解析を行うザウビオ®️の機能を使い、生育ムラの状況に応じた可変施肥を追肥にて行い、圃場内の生育を均一化へ導き収穫量のアップへつなげます。
また、基肥を一発型から従来の追肥型へ戻し、脱マイクロプラスチックと有機質肥料の併用で、持続可能な農業の創造と転換を検証しています。
猛暑が続く近年の気象環境では、暖効性一発肥料は養分の溶け出しが前倒しになる傾向が強く、幼穂形成期に一致しない事から稲の生育徒長に繋がり、品質や収穫量に悪影響を与えます。
追肥型基肥を使い夏場の適期追肥を行う事で、高品質高収穫量を実現して行きます。

 

カメムシ防除。

出穂した稲穂が登熟し始めた頃に飛来するカメムシ。
カメムシは登熟期の実(玄米の赤ちゃん)に口ばしを挿して柔らかい米汁を吸います。
この時に雑菌が付着して玄米に育った時に黒く染みが付いた米を、カメムシ斑点米と言い、売り物になりません。
このカメムシが大量発生すると品質低下は元より収穫量が激減します。
これを防ぐためにカメムシの発生状況を予察し、必要に応じて防除作業を行います。
大型ドローンにて圃場内全面に散布する事で、カメムシを一網打尽。
品質の良いお米を収穫できます。
※殺虫剤にはネオニコチノイド系の強力な殺虫効果がある農薬がありますが、カメムシ以外の昆虫や魚介類への悪影響が懸念されています。
私たちはネオニコチノイド系殺虫剤を使わない栽培体系に心掛け、自然環境の保護に努めています。

圃場の均平化レベラー作業。

大型土木用重機による均平化作業より効率は劣りますが、小回りの効く中型トラクターにて圃場の表土反転お越し(プラウ又はスタブルカルチ作業)、レベラーによる均平化及び希望の勾配量で仕上げます。
基盤整備後の大区画化圃場での凹凸を均平にすることは一苦労です。
水口から尻水口への勾配仕上げも可能であり、排水性も改善され稲の生育に好転します。
除草剤の効果が維持され雑草対策に、また収穫量アップにもつながると思います。

 

RCエアーボート受託製作。

田植え後の水面を爆走し除草剤を散布するボート型散布機を、メーカー製より安価に製作を承ります。
ご検討される方はご相談ください。
フロアブル液剤散布モデルの他にも、粒剤散布モデルも製作が可能です。